10タイトルを考える

写真は単に見たままを写し取るのではなく、自分の思いや感情を残す作品です。
タイトルをつけておけば撮った時の思いや感情を思い起こさせてくれますし、自分の意図を他人にしっかり伝えることができます。
まさにタイトルは写真に関心を持ってもらう入口でもあります。

<写真から何を伝えたいかを明確にする>

「君は誰だ!」

この写真はおふさ観音のメダカを撮った写真です。
メダカの波で人の顔が見えます。
もしこれを「メダカ」としたら何の変哲もない写真になってしまい、撮った人の意図が伝わりません。
「君は誰だ!」とすることで初めて人はメダカ以外の情景を意識してくれます。
タイトルとは何を伝えたいか、何を見てほしいかを明確にしてくれる重要な要素です。

<見る人のイメージを膨らますことができる>

「獲物を狙うセミ?」

実はこの写真は下のように普通のセミの写真でした。

それを横にしてみると上の写真のように何かを狙っているように見えます。
そこで「獲物を狙うセミ?」とすることでセミが何かを狙うことがあるの?
セミは何を見てるの?と思いを巡らしてしまいます。
タイトルをつけると写真が何かを語りかけてくれますね。

<タイトルのつけ方>

※それではこの写真のタイトルを考えてみてください。
あなたはどんなタイトルを付けますか?
コメント欄からコメントを書いていただけると嬉しいです。

<テーマを考えてから写真を撮る>
写真を人に見てもらうためにはテーマを決めてから撮るといい写真が撮れる。
その理由は
①撮影のポイントがぶれにくい。
②テーマに沿って何が必要か、また何が不要かが判断しやすくなる。
③結果タイトルがつけやすい。 からです。

 

 

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